統一教会・孝成教会所属男性が解放
9月20日付けの記事「新たな拉致監禁被害が2件発覚」でお知らせしていた、8月15日に失踪した統一教会の孝成教会所属の男性信者M・Kさんが解放された模様です。
MKさんを脱会説得をしていたのは、山梨県の谷村教会の元牧師(日本基督教団)で、今は長野県小諸市の自称、滞在型リハビリテーション施設「いのちの家」の川崎経子所長。
当時、MKさんは静岡県浜松市の実家近くのアパートに連れて行かれ、家族の監視を受ける中、10月に入ると家族に説得され「いのちの家」に移動。
ここでは、軟禁状態でしたが、出られる雰囲気ではなかったそうです。「いのちの家」で統一教会の批判を受け精神的苦痛を被る中、10月29日、隙を見て脱出してきたそうですが、MKさんの精神的なダメージが大きく憔悴しているとのことで、これは、本人の精神的な自由が奪われた状態で批判を受けたからと思われます。
信者本人が同意しない環境下で、強制力を持って説得をすると信者本人の心に後遺症が残るほどのダメージを受けるだけでなく、たとえ脱会に成功したとしても親子、兄弟間に深刻な亀裂が生じてしまうことは、「宿谷さん親子集会」や韓国テレビSBS「統一教 拉致監禁事件」で明らかにされています。信者父兄の皆様には、保護説得を決行する前に一度これらをご覧になって、じっくりと熟慮して頂きたいです。
解放というのは、ご本人が言われた言葉でしょうか?
「10月29日、隙を見て脱出してきたそうですが」
というくだり、文章から伝わってくる内容からは、 解放 というのには違和感を感じました。
反対派から見たら脱走、救出失敗、といったところでしょうか、でもそれはそれとして、危険を脱したわけではないように見受けられ、、、今後のご本人が大変にならないように祈るばかりです。